大分市のリウマチ・膠原病専門の内科クリニックです。

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医師紹介

経歴

1978年、大分県津久見市生まれ。2003年に大分医科大学(現・大分大学医学部)を卒業後、大分大学医学部第一内科に入局しました。地域中核病院での内科勤務を経て、2006年より大分大学医学部第一内科(膠原病内科)に所属し、キャリアの大部分を大学病院で過ごしてきました。

大学病院では、関節リウマチなどの膠原病疾患の典型例のみならず、重症例、既存の治療が効かない難治例、診断すら困難な希少疾患など、極めて高度な専門性が要求される最前線で数多くの患者さんと向き合ってまいりました。また、臨床上の複雑な課題をより深く考察できるようになりたいとの思いから、国内外での研究活動にも取り組み、2008年から2010年にかけて産業医科大学第一内科に訪問研究員として赴任。2010年の第11回欧州リウマチ学会(EULAR)にて「欧州リウマチ学会賞(Abstract Award)」を受賞しました。医学博士号を取得後、2014年からはカリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)リウマチ学講座へ留学。帰国後は大学の助教として後進の育成にも携わり、2017年には「日本臨床免疫学会賞(症例報告賞)」を受賞しています。大学病院の終盤は膠原病グループのリーダーとして診療チームを率いました。

また、大学病院以外での経験値を積むため、2020年からの4年間は大分県佐伯市の市中病院で地域医療に従事しました。病院の役割や患者層が異なる環境のもとで得た学びは、現在の診療にも大いに活きています。現在は大分市にて当クリニックの院長を務め、日々の診療と並行して最新の医学知識のアップデートにも努めています。

診療で大切にしていること

画期的な新薬の登場によって、多くの場面でリウマチ・膠原病をコントロールできる時代になりました。しかし、病態の「下流」を標的とした治療にばかり偏ることで、根本的な問題——すなわち病態の「上流」——が解決されず、治療をやめられない方、その治療に伴う副作用に苦しむ方、さらには膠原病自体はコントロールできていても他の病気を合併して治療がさらに増えていく方——こうした症例を数多く経験し、下流の治療だけでは限界があることを強く感じてきました。その延長線上にあるのが「寝たきり」です。せっかく病気を良好に管理できても、最終的にさまざまな理由で自立した生活を失っていく方を何度も目の当たりにしてきました。また、「数値は正常で治療は成功しているはずなのに、全身の痛みや倦怠感が取れない」といった機能性の症状に悩む方も少なくありません。

診療において大切にしているのは、短期と長期、両方の視点を持つことです。目の前の患者さんの今の苦しみを取り除くために何ができるかを考えると同時に、その治療選択が数十年後の健康にどう影響するかにも常に目を配るようにしています。こうした視点から、診療のなかでは薬物治療に加え、あらゆる疾患の根底に潜む「慢性炎症」と生活習慣の関わりについても、必要に応じてご指導しています。

患者さんとの「協働」——「外来通院学」という考え方

リウマチ・膠原病の診療において、患者さんの生涯にわたる予後や生活の質を決定的に左右するのは、全経過の大部分を占める「外来診療の質」です。膠原病疾患は病状や治療反応性が患者さんごとに異なり、治療の選択肢も多岐にわたるからこそ、主治医の判断と工夫が問われます。この外来診療の質をとことん究めたいという思いが、クリニック開業の原動力となりました。

外来診療の質を高めるうえで大切にしているのが、医師と患者さんの「協働」です。慢性疾患の治療は、医療者の力だけでは完結しません。患者さんご自身が病気を受け入れ、日々の体調の変化に少しずつ目を向け、気づいたことを無理のない範囲で医師に伝えていただく。つまり、患者さんご自身もまた治療を支える大切な一員です。この”患者さん側の技術と心構え”を体系化したものが、自身の造語である「外来通院学」です。著書等を通じて発信しているこの理念は、患者さんと医師が対等なパートナーとして歩むための実践的な指針として、多くの方にご支持いただいています。

目指す医療——「一病息災」

健康とは、多少の不調があっても病気や体調のことで思い悩み続けることがない状態——自分なりの方法で心身のバランスを整えながら、前向きに日々を送れる、しなやかな力のことだと考えています。「病気=不健康」という固定観念から脱却し、持病(一病)を契機に考え方や生活習慣を見直すことで、結果的に病気を持たない方よりもかえって健康に気を配り、寝たきりにならず自分らしく過ごせる時間——すなわち健康寿命——を延ばすことができます。

この「一病息災」の境地へ患者さんをお導きすることが、当クリニックが目指す医療の形です。お一人おひとりの生活や価値観に寄り添いながら、病気の枠を超えた「包括的な健康」を一緒に追求してまいります。

院長近影

2026年3月 院長 前島圭佑


経歴(詳細)

1978年   大分県津久見市生まれ
2003年   大分医科大学(現大分大学医学部)卒業
2003年   大分大学医学部 第一内科
2004年   九州厚生年金病院(現 JCHO 九州病院)内科
2005年   津久見市医師会立津久見中央病院 内科
2006年   大分大学医学部 第一内科(膠原病内科)
2008年   産業医科大学 第一内科 訪問研究員
2010年   大分大学医学部 第一内科(膠原病内科)
2014年   カリフォルニア大学サンディエゴ校 リウマチ学講座 訪問研究員
2016年   大分大学医学部 内分泌代謝・膠原病・腎臓内科学講座 助教
2020年   医療法人慈恵会 西田病院(大分県佐伯市)リウマチ・膠原病内科 部長
2024年   前島リウマチ内科クリニック 院長


所属学会・資格

医学博士
日本内科学会(認定内科医,総合内科専門医)
日本リウマチ学会(専門医,指導医,評議員)
九州リウマチ学会
日本臨床免疫学会
日本臨床リウマチ学会
日本免疫不全・自己炎症学会
日本心身医学会


主な受賞

2010年 欧州リウマチ学会賞(Abstract Award)
2017年 日本臨床免疫学会賞(症例報告賞)


著書


業績

研究者としての業績ページ:https://orcid.org/0000-0002-9251-5997

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