院長紹介

前島圭佑(まえしま けいすけ)
リウマチ専門医、医学博士。1978年、大分県津久見市生まれ。
大分医科大学(現・大分大学医学部)卒業後、大分大学医学部附属病院の膠原病グループを中心に診療に携わり、難治例や比較的まれな疾患を含む幅広い症例を経験しました。研究活動にも力を注ぎ、産業医科大学、カリフォルニア大学サンディエゴ校でも研究を行いました。地域の市中病院での診療も経験し、現在は前島リウマチ内科クリニック院長を務めています。
診療と研究に向き合う姿勢
リウマチ・膠原病の診療は、一様ではありません。同じ病名であっても、現れる症状や病態、病気の経過、治療への反応は患者さんごとに異なります。
そして、免疫系をはじめとする人体の仕組みには、今なお分かっていないことが数多くあります。知識や経験を重ねても、実際の診療では、それまでの経験だけでは説明できない病態や経過に出会います。
診療を続けるほど、人体は自分の知識や経験だけでは捉えきれないものだと感じます。
だからこそ、病名だけで患者さんを捉えるのではなく、一人ひとりの体の中で何が起きているのかを、病態から考える姿勢が欠かせないと思っています。
人体を理解し尽くしたと思わない。病気を簡単に分かったつもりにならない。目の前で起きていることを丁寧に見つめ、ときには自分の考えを疑い、必要であればもう一度考え直す。
人体への畏敬を忘れず、謙虚に、真摯に、病気と患者さんに向き合う。
そうした病態を考える力を養い、自分自身の思考を磨く方法の一つとして、私は研究活動を続けてきました。研究を通じて医学の発展に貢献することはもちろんですが、私自身にとっては、目の前の患者さんをより深く理解するために学び続ける営みでもあります。
これからも日々の診療を中心に、研究や学術活動を続けていきたいと考えています。
難しい医学を、わかりやすく伝える
もう一つ、私が大切にしてきたことがあります。
それは、難しい医学の内容を、患者さんや一般の方にもできるだけわかりやすく伝えることです。
医学は専門的で、病気や治療について説明を受けても、自分の体で何が起きているのか、なぜその検査や治療が必要なのかを理解することは、決して簡単ではありません。
しかし、自分の病気や治療について理解することは、治療に向き合っていくうえで大切なことだと考えています。
だからこそ、専門的な内容であっても、その本質を損なわず、できるだけ具体的に、わかりやすく伝えることを心がけてきました。
診察室での説明はもちろんですが、限られた診療時間の中ですべてをお伝えすることはできません。そこで、患者さんや一般の方が自分のペースで病気や治療について考えられるよう、書籍の執筆や患者さん向けの情報発信にも取り組んできました。
患者さん向けの『リウマチ・膠原病になったら最初に読む本 ―外来通院学2.0―』、医療者向けの『Dr.前島の膠原病論』なども、そうした取り組みの一つです。
医学的な正確さを大切にしながら、難しいことを、できるだけわかりやすく伝える。
これからも、診療とともに続けていきたいと考えています。
当院について
当院が目指す医療 ― 一病息災
病気がないことだけが、健康だとは考えていません。
リウマチ・膠原病などの慢性疾患では、病気と長く付き合っていくことがあります。大切なのは、必要な治療を続けることに加えて、病気を一つのきっかけとして、自分の体や日々の生活にあらためて目を向けることだと考えています。
病気を適切に治療しながら、運動、食事、睡眠、ストレスなど、自分の健康を支えるものについても考えていく。その積み重ねによって、できるだけ長く健やかに、自分らしく暮らしていくことを目指します。
病気になったことを、ただ「ない方がよかったもの」で終わらせず、これからの健康を考えるきっかけにする。
それが、当院の考える「一病息災」です。
非常勤医師・診療体制
通常の診療は院長が担当し、水曜(第1・第3・第5)の午前と、月1回の土曜は非常勤医師との二診体制で診療しています。
- 熊木 美登里 医師(水曜担当)内科・リウマチ診療の経験が長い医師。第1・第3・第5水曜日(午前)を担当。手話・筆談での診察にも対応
- 尾崎 貴士 医師(土曜担当)大分大学医学部附属病院 膠原病グループ所属のリウマチ専門医。月1回の土曜診療日を担当
土曜の診療日は「土曜の診療日のお知らせ」でご確認ください。
経歴
- 1978年 大分県津久見市生まれ
- 2003年 大分医科大学(現・大分大学医学部)卒業
- 2003年 大分大学医学部 第一内科
- 2004年 九州厚生年金病院(現 JCHO 九州病院)内科
- 2005年 津久見市医師会立津久見中央病院 内科
- 2006年 大分大学医学部 第一内科(膠原病内科)
- 2008年 産業医科大学 第一内科 訪問研究員
- 2010年 大分大学医学部 第一内科(膠原病内科)
- 2014年 カリフォルニア大学サンディエゴ校 リウマチ学講座 訪問研究員
- 2016年 大分大学医学部 内分泌代謝・膠原病・腎臓内科学講座 助教
- 2020年 医療法人慈恵会 西田病院 リウマチ・膠原病内科 部長
- 2024年 前島リウマチ内科クリニック 院長
資格・所属学会
- 医学博士
- 日本内科学会(認定内科医・総合内科専門医)
- 日本リウマチ学会(専門医・指導医・評議員)
- 九州リウマチ学会
- 日本臨床免疫学会
- 日本臨床リウマチ学会
- 日本免疫不全・自己炎症学会
ロゴについて

当院のロゴは、Maeshimaの「M」とClinicの「C」をもとにデザインしています。羽ばたくような形には、病気と付き合いながらも、できるだけ健やかに自分らしく生活していくという「一病息災」への思いを込めています。丸みのある形と緑の色合いには、安心感と大分の豊かな自然を、全体の形には人の心や温かみを重ねています。
著書・研究・活動
院長の公表済みの著書、学術論文、受賞などは、「著書・研究・活動」ページで客観的な記録としてご案内します。
受診をご検討の方へ
予約方法、受付時間、初診時の持ち物や流れは「初めての方・受診案内」でご確認ください。