大分市のリウマチ・膠原病専門の内科クリニックです。

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健康に役立つ本を執筆しています

皆さま、こんにちは。院長の前島圭佑です。

いつも当院のブログをお読みいただき、また日々の診療にご理解ご協力を賜り、誠にありがとうございます。

本日は皆さまに、現在私が取り組んでいる新たな挑戦についてご報告したいと思います。 皆さまのより健やかな毎日に貢献したいという想いから、健康に関する書籍の執筆を進めております。 年内の完成を目指し、現在鋭意執筆に取り組んでいるところです。

この本は、いつまでも健康で活力に満ちた人生を送りたいと願うすべての方に向けて書いています。

長年、免疫内科医として多くの患者さんと向き合う中で、限られた診療時間ではどうしても伝えきれない「大切なこと」がたくさんあると感じてきました。 それは、特定の病気の治療法だけでなく、もっと根本的な、私たちの心と体がどのように繋がり、どのように健康を維持しているのか、という「体の真実」です。

現代人を悩ませる多くの病気や不調の根底には、実は目に見えない大きな問題が隠れていることがあります。 本書では、その問題の正体を最新の医学的知見を交えながらわかりやすく解説するとともに、驚くほどシンプルで、私たちの日常生活の中にある解決策を具体的にお伝えしたいと考えています。

「膠原病専門医が、なぜ一般的な健康の話を?」と不思議に思われるかもしれません。私が専門とする膠原病は全身の病気であり、「免疫系」という体全体の調和を司るシステムを扱います。 そのため、必然的に体全体を一つの繋がりとして捉え、細部だけでなく「全体目線」で健康を考える専門家なのです。 この視点こそが、複雑に絡み合った現代人の不調の根本原因を解き明かし、真の健康へと導く鍵になると信じています。

本書は、健康と病気の本質を「理解」していただくための知識編と、日々の生活で具体的に何をすれば良いのかを示す実践編の二部構成になる予定です。 特に、食事、運動、睡眠、そしてストレス管理という、健康を支える4つの柱を中心に、すぐに取り組める具体的な方法を詳しく解説しています。

昨年出版した「リウマチ・膠原病になったら最初に読む本 ―外来通院学2.0―」では、主にリウマチ・膠原病と向き合う皆さまに向けて療養生活のヒントをお伝えしましたが、その中でも触れた健康の基本的な考え方について、今回の新しい本では、より幅広い方々に向けて、その内容をさらに深め、日常生活で実践しやすい形でお届けする、いわば「完全版」となります。もちろん、リウマチ・膠原病と共に歩む皆さまにとっても、日々の体調管理や生活の質を高める上で、新たな気づきや具体的な実践方法を見つけていただける内容となっています。

目指しているのは、単に健康情報を「覚えて」いただくことではありません。様々な知識が繋がり、体と健康の「本質」を深く「理解」していただくことで、日々の生活における無数の選択の場面で、自然と健康的な判断ができるようになっていただくことです。

完成まで今しばらくお時間を頂戴いたしますが、この本が、皆さまがご自身の体と心の声に耳を澄ませ、本当の健康を取り戻すための一助となれば、これ以上の喜びはありません。

今後とも、皆さまの健康をサポートできるよう、スタッフ一同精進してまいります。

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