ステロイド薬の役割
ステロイド薬は、炎症や免疫反応を抑えるために、リウマチ・膠原病のさまざまな場面で使用する重要な治療薬です。
大切なのは「ステロイドを使わないこと」自体を目標にするのではなく、必要なときには必要な量を使用し、病状が落ち着けば可能な範囲で減量することです。
自己判断で急に中止・減量しないでください
ご注意
長期間または継続してステロイド薬を使用している場合、自己判断で急に中止したり、急に減らしたりしないでください。
発熱や感染症があっても、プレドニゾロンを自己判断で中止しないでください。病気の状態や使用量によって対応が異なるため、体調が悪いときはご相談ください。
主な注意点
ステロイド薬では、感染症、骨粗鬆症・骨折、血糖・血圧・体重、眼、皮膚や外見の変化、睡眠や気分などについて確認しながら使用します。
副作用は使用量や使用期間、患者さんの背景によって異なります。必要な治療効果と副作用の両方を見ながら、可能な範囲で調整します。
薬が飲めないほど体調が悪いとき
ご注意
嘔吐、強い下痢、脱水などで内服できない場合は、飲めないまま自己判断で経過をみず、早めに医療機関へ相談・受診してください。
一般向けHPでは「発熱時は○mg増量」などの一律の自己増量方法は示しません。必要な方には診察時に個別に説明します。
手術・検査・他院受診
手術や絶食を伴う検査などを予定している場合は、ステロイド薬を使用していることを主治医や担当医へお伝えください。
妊娠・出産・授乳
妊娠・出産・授乳を考える場合も、病気を安定させることと薬の安全性を合わせて考えます。自己判断で中止せず、「妊娠・出産・授乳を考えている方へ」の情報もご確認ください。
医学確認・参考文献
- 執筆・医学的確認
- 前島圭佑
- 最終医学確認日
このページの情報は一般的な説明であり、個々の患者さんの診断・治療を示すものではありません。薬の使い方は、ご自身に説明された内容と処方内容に従ってください。