薬によって、効き方と注意するポイントが違います
従来型の抗リウマチ薬・免疫調節薬には複数の薬があり、病気の種類や病状、患者さんの背景に応じて選びます。
薬によって、免疫を調節・抑制する作用の強さや、治療効果の出方には違いがあります。患者さんへの説明では「軽め」「強め」と大まかに表現することもあります。ただし、その強さだけで薬を選ぶわけではありません。病気の種類や病状、薬ごとの特徴、副作用、必要な検査、年齢や合併症などの患者さんの背景を合わせて選びます。
サラゾスルファピリジン
サラゾスルファピリジン(アザルフィジンENなど)は、関節リウマチなどで使用する治療薬の一つです。
使用中は、発疹などの皮膚症状、血液検査や肝機能の変化などを確認します。
ブシラミン
ブシラミン(リマチル)は、関節リウマチなどで使用する治療薬の一つです。
特に尿蛋白や腎機能の変化に注意し、定期的な尿検査などで確認します。
イグラチモド
イグラチモド(ケアラム、後発品あり)は、関節リウマチなどで使用する治療薬の一つです。
肝機能、血液検査、消化器症状などを確認します。ワルファリンとは併用できないため、他院で使用している薬も含めて確認が必要です。
ヒドロキシクロロキン
ヒドロキシクロロキン(プラケニル)は、SLEなどで使用する治療薬です。
網膜への影響に注意し、眼科での定期的な確認が重要です。
定期検査と他院の薬
必要な検査や注意点は薬ごとに異なります。ほかの医療機関や歯科で薬を処方してもらう場合は、現在使用している薬をお伝えください。
妊娠・出産・授乳
妊娠前、妊娠中、授乳中の扱いは薬によって異なります。自己判断で薬を中止せず、「妊娠・出産・授乳を考えている方へ」もご確認ください。
医学確認・参考文献
- 執筆・医学的確認
- 前島圭佑
- 最終医学確認日
このページの情報は一般的な説明であり、個々の患者さんの診断・治療を示すものではありません。薬の使い方は、ご自身に説明された内容と処方内容に従ってください。