大分市で、リウマチ・膠原病を中心に、内科の慢性疾患を診療しています。

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当院では、関節リウマチをはじめ、さまざまなリウマチ・膠原病の診療を行っています。

すでに病名がついている方だけでなく、関節の痛みや腫れが続いている方、抗核抗体などの検査異常を指摘された方など、まだ診断がついていない段階でもご相談いただけます。

当院では、一つの検査結果だけで判断せず、症状、診察所見、検査結果、これまでの経過などを組み合わせて診断・治療を考えます。

リウマチ・膠原病とは

私たちの体には、細菌やウイルスなどの外敵から体を守る「免疫」という仕組みがあります。

この免疫の働きが何らかの理由で自分自身の体にも向かい、自分の組織や臓器を攻撃してしまう病気を「自己免疫疾患」と呼びます。

自己免疫疾患のうち、関節、皮膚、筋肉、肺、腎臓、血管など、全身のさまざまな臓器に病変が現れる病気の一群を「膠原病」と呼びます。「膠原病」という一つの病気があるわけではなく、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス(SLE)、シェーグレン病、血管炎など、さまざまな病気が含まれます。

膠原病の中では関節リウマチの患者さんが多いことなどから、膠原病を専門に診る診療科は「リウマチ内科」や「リウマチ・膠原病内科」などと呼ばれることがあります。

同じ病名でも、病状は一人ひとり異なります

膠原病にはさまざまな病気があり、病気ごとに症状が現れやすい臓器や経過には違いがあります。さらに、同じ病名であっても、現れる症状、影響する臓器、病気の活動性、治療への反応などは一人ひとり異なります。

そのため、病名だけで検査や治療が一律に決まるわけではありません。診察や検査結果、これまでの経過などを合わせて確認しながら、その方に必要な検査や治療を考えていきます。

診断は一つの検査だけでは決まりません

リウマチ・膠原病の診断では、一つの血液検査が陽性だったという理由だけで病名が決まるとは限りません。

症状がいつから、どのように現れたかという経過、診察で確認できる所見、血液・尿検査、画像検査などを組み合わせ、似た症状を起こすほかの病気がないかも考えながら総合的に判断します。

たとえば、抗核抗体が陽性でも、それだけで膠原病という意味ではありません。検査結果は、症状や診察所見、そのほかの検査と合わせて考えることが大切です。

経過をみながら判断することがあります

発症初期などでは、病気の特徴がまだ十分にそろっていない場合があります。そのため、一度の診察ですぐに診断が確定せず、その後の症状や検査結果の変化を確認しながら判断することがあります。

「診断がまだ確定していない」ことと、「何も分からない」ことは同じではありません。現時点で分かっていることを整理しながら、必要な検査や経過観察を行います。

症状・検査異常の段階でもご相談いただけます

関節の痛みや腫れ、朝の関節のこわばり、寒いと指先の色が変わるレイノー現象、目や口の乾燥、抗核抗体などの検査異常を指摘された場合など、病名がまだ分からない段階でもご相談いただけます。

症状や検査結果だけで自己診断するのではなく、必要に応じて診察や追加の検査を行い、受診時点で分かる範囲を整理します。

当院で診療している主なリウマチ・膠原病

当院では、幅広いリウマチ・膠原病を診療しています。患者さんが病気ごとの情報へ進みやすいよう、次の5疾患を主要な入口として案内します。

このほかのリウマチ・膠原病について

脊椎関節炎、全身性強皮症、混合性結合組織病、炎症性筋疾患、血管炎症候群、成人Still病、ベーチェット病、IgG4関連疾患、自己炎症性疾患などについても診療しています。

病状によって、クリニックでの外来診療だけでは十分な評価・治療が難しい場合には、必要な医療機関と連携します。

治療の考え方

リウマチ・膠原病の治療は、病名だけで一律に決まるものではありません。

病気の種類や活動性、影響している臓器、患者さんの年齢や合併症、これまでの治療などを確認し、病気による影響をできるだけ抑えることと、治療の効果・安全性の両方を考えながら治療を選択します。

治療を開始した後も、症状、診察所見、検査結果などを確認し、必要に応じて治療内容を調整します。

個々の薬の使い方、副作用、定期検査、体調不良時の対応などの詳細は、治療総論・治療薬情報で説明します。

必要に応じて他の診療科・医療機関と連携します

リウマチ・膠原病では、関節だけでなく、肺、腎臓、皮膚、神経、血管などについて専門的な評価が必要になる場合があります。

また、CT・MRIなど当院で実施していない検査、他の診療科による評価、入院での精査・治療などが必要になることもあります。

そのような場合には、病状に応じて地域の総合病院・専門医療機関をご紹介し、必要な医療へつなげます。特定の一施設だけを前提とせず、病状や必要な診療内容に応じて連携先を判断します。

受診をお考えの方へ

すでにリウマチ・膠原病と診断されている方だけでなく、「関節症状が続いている」「抗核抗体などの検査異常を指摘された」「リウマチ・膠原病かどうか分からない」といった段階でもご相談いただけます。

紹介状がない場合でも、当院の受診対象に該当する症状・検査異常についてご相談いただけます。

ご自身が当院の受診対象か迷う場合は「こんな症状・検査異常はご相談ください」を、予約方法や受付時間などは「初めての方・受診案内」をご確認ください。

受診先についての補足

  • 皮疹が主な症状の場合:まず皮膚科での評価をおすすめします。皮膚科でリウマチ・膠原病の関与が疑われた場合には、当院での評価につなげることができます。
  • 原因が分からない発熱を主な症状とする場合:感染症を含め幅広い原因の評価が必要になるため、まず総合病院などでの評価をおすすめします。
  • 発熱、咳、のどの痛みなど急な症状が主な初診の方:症状や状況に応じて、急性症状に対応する医療機関での受診をご案内することがあります。

参考資料

主な参考資料

執筆:
前島圭佑
最終確認:

本ページは一般的な医学情報です。個別の診療については主治医にご相談ください。

このページは、リウマチ・膠原病についての一般的な情報と当院の診療方針をお伝えするものです。症状や検査結果だけで病名を自己判断したり、治療中の薬を自己判断で開始・中止・変更したりしないでください。実際の診断や治療は、診察時に患者さんごとの病状を確認して判断します。

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